相続税の計算方法
相続税の算出式の一部をご紹介します。相続税の基礎控除額は平成27年1月1日より改正され、引き下げられました。平成27年以降の相続は改正後の基礎控除が適応となります。
課税価格の算出
(相続財産の価格)+(みなし相続財産)-(債務・葬式費用)+(a:相続時精算課税の適用を受けた贈与財産、b:aを除く3年以内の贈与財産)
課税遺産総額を算出
(課税価額)-(基礎控除額:3,000万円+法定相続人の数×600万円)
- ※これは平成27年1月1日以降に発生した相続の基礎控除額となります。
相続税の総額の算出
(課税遺産総額)×(名人の法定相続割合)×(税率)-(控除額)
- ※この算出を相続人ごとに行い、合計します。
各人の相続税額を算出
(相続税の総額)×(各人の課税価格 ÷ 課税価格の合計額))
各人の税額の加算・控除
各人の相続税額に下記相続税額の加算・各種控除項目を考慮した金額が税務署に納付する相続税額となります。
加算項目
税額の2割加算(配偶者以外の1親等血族に適用されます)
各種控除
- 贈与税額控除
- 配偶者の税額軽減
- 未成年者控除
- 障害者控除
- 相似相続控除
- 外国勢控除
相続税の計算と申告の関連ページ
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